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ずとまよ「お勉強しといてよ」歌詞の意味を考察&解釈。理不尽さに対するやるせない感情と、だからこそ立ち止まれない現実と。

2020 6/06
ずとまよ「お勉強しといてよ」歌詞の意味を考察&解釈。理不尽さに対するやるせない感情と、だからこそ立ち止まれない現実と。
 

今回はずとまよ「お勉強しといてよ」歌詞の意味を考察&解釈していきたいと思います。

ずとまよ、いいですよね。自分は「彷徨い酔い温度」がとても好きで、夜道を歩くとき、朝起きたとき、ちょっと元気が出ないとき、色々なシチュエーションで聴いて耳を癒してます。

ずとまよこと「ずっと真夜中でいいのに。」はもう日本で知らない人も少ないと言ってもいいくらい著名なアーティスト。

初投稿楽曲「秒針を噛む」が音楽業界を一息に飲み込んでからその勢いは止まらず、そのどこか虚ろげで憂いていてそれでも確かな力強さを内包しているボーカルのACAねさんの声は、多くのファンを魅了しています。

そんなずとまよが8月5日にリリースする3rdミニアルバム「朗らかな皮膚とて不服」に収録されている新曲「お勉強しといてよ」のMV動画が2020年5月14日に公開。「お勉強しといてよ」という印象的なタイトルが光るこの新曲の歌詞には、どういった意味合いが込められているのでしょうか。

目次

ずとまよ「お勉強しといてよ」歌詞の意味を考察&解釈。

ずとまよの新曲「お勉強しといてよ」のMV動画がこちら、歌詞については以下をご参照ください。

ずっと真夜中でいいのに。
「お勉強しといてよ」

作詞:ACAね
作曲:ACAね

質のいい病み感情が 溢れた時の
しょうがないって言葉は 照れくさい
想像力が無限大・魅力的なので
意味わかんない言葉にも 期待していい

昨日の思い出 お洗濯したって 相変わらず
乾かないや 寒がりな季節に
ぁ~勿体ぶっていいから このまんま
焼き焼きだ 押し潰される無敵め
褒めあいライム・合図 変わらず
乾かないや 強がりな季節に
ぁ~勿体ぶっていいから 孤のまんま
ヤンキーヤンキーだ 現状維持の無敵め
うおおお

ファンキーな直感で
今日の歌だって 変わってゆくなら
そんな理由で 飛び込んでみたいけど
ただ泣きたくて、謀っといて、
集めちゃった感情参考書です。
お勉強しといてよ 解いといてよ

(今日どうしよ?)も
前向きに(何時までだっけ?)すら
聞き返せない 危ないから
健康でいたい せめて 
結局ここまで 気持ち
育てられてしまったことが 全て
謙遜してるけど 病みたくないから
此処で いって

去年の思い出 お洗濯したって 相変わらず
乾かないや 寒がりな季節に
ぁ~勿体ぶっていいから 個のまんま
焼き焼きだ 押し潰される無敵め
褒めあいライム・合図 変わらず
乾かないや 強がりな季節に
ぁ~勿体ぶっていいから 子のまんま
ヤンキーヤンキーだ 現状維持の無敵め
うおおおおお

ファンキーな直感で
今日の歌だって 変わってゆくなら
そんな理由で 飛び込んでみたいけど
ただ泣きたくて、図っといて、
集めちゃった感情参考書です。
お勉強しといてよ 解いといてよ

私を少しでも 想う弱さが
君を苦しめていますように
それすらも しょうがないって思えるほど
同じくらい 浸ってくれていますように
私を少しでも 想う強さが
君を悩ませていますように
答えを犠牲にしたって 傷つけたって
しょうがないって イタいって
明るいみたいだね

ファンキーな直感で
今日の歌だって 変わってゆくなら
損な理由で 飛び込んでみたいけど
ただ泣きたくて、くやしくって、
集めちゃった感情参考書。
お勉強しといてよ 解いといてよ

不安定なこと 選んで
今日の歌だって 変わってゆくなら
お互いにとっても 素敵なことなの?
今はこれしか、聞けなくて、。
集めちゃった感情参考書です。
お勉強しといてよ 問い説いてよ?

BE BE BE BE BE 勉

– – – – –

『お勉強しといてよ』
(ZUTOMAYO – STUDY ME)

Lyrics & Music & Vocal – ACAね
Arrangement – 矢野達也, 100回嘔吐, ZTMY
Keyboards – Nao Nishimura
Drums – Yasushi Fukumori
Bass – Ryosuke Nikamoto
Guitar – Sho Ogawa
Strings – Yu Manabe Strings
Rec & Mix Engineer – Toru Matake
Direction – Kohei Matsumoto

Music Video
Illustration & Animation
・はなぶし:https://twitter.com/hanabushi_
・ヨツベ:https://twitter.com/yotube

出典:ずっと真夜中でいいのに。『お勉強しといてよ』MV(ZUTOMAYO – STUDY ME)

ずとまよの楽曲のMVと言えばこの胸に突き刺さるような歌声と歌詞、それとポップで可愛らしいアニメーションやイラストが印象に残ります。

このイラストレーターやアニメーターと共作するという形や、ボーカロイドクリエイターが編曲に加わるスタイルはヨルシカなども取り入れていることからお馴染みとなっていますが、いくつもの才能が集結したハイブリットな感じがいいですよね。

今回の楽曲「お勉強しといてよ」でもMV動画の細かい演出や疾走感がとても印象に残る、毎回のことながらファンにとっても「神曲」と言える最高の仕上がりとなっているのではないでしょうか。

さて、ちょっとした余談ですが、ずとまよことずっと真夜中でいいのに。はフルアルバムとしては「潜潜話」を2019年10月30日にリリースしていますが、今回の「朗らかな皮膚とて不服」は3rdミニアルバム。

ファンの方にとってはお馴染みかもしれませんがこれまでにリリースされたミニアルバムのタイトルには、ちょっとした法則性があったりもします。

「正しい偽りからの起床」
「今は今で誓いは笑みで」
「朗らかな皮膚とて不服」

まあちょっとした部分ではありますが「文字数」に共通している部分があるので、この10文字の並びも3つ目のミニアルバムということで目に馴染んできましたね。

今回の「朗らかな皮膚とて不服」には「お勉強しといてよ」含む新曲が6曲収録されており、さらにはDISC1のオフボーカル集が6曲とボーナストラックが1曲収録されています。

いつものことではありますがミニアルバムと言えど相当な数の売り上げが生まれることは間違いないので、なるべく早めに予約等を済ませておくのがオススメです。

追記

昨年のツイートより「お勉強しといてよ」のものと思われる歌詞が見つかりました!

印象に残る跳ねるようなメロディー。

ということで本題に入っていきますが、今回のずとまよの「お勉強しといてよ」という楽曲や歌詞にはどういった意味合いが込められているのでしょうか。

ずとまよではお馴染みのジャズ調でリズミカルなメロディーで始まるこの楽曲は、イントロが少し「ハゼ馳せる果てるまで」に似てるような気もします。ピアノとベースが跳ねているような感じが心地いいですよね。

余談ですがずとまよのMVに出てくる登場人物たちはこんな名前が付けられています、全て同一人物・同じ世界線のストーリーかは定かではありませんが過去の楽曲の歌詞やメロディーと繋がりが感じられるのも面白いところ。

にらちゃん:MVに出てくる女の子
うにぐりくん:ハリネズミ
みみかゆしちゃん:リボンハリネズミ

ちなみに今回の「お勉強しといてよ」では、にらちゃんがちょっとグレードアップした「にらチャイナ」ちゃんとして登場しているのもファンの間では話題を呼んでいます。可愛すぎる…

「集めちゃった感情参考書」で現実を和らげる。

では、そもそもの楽曲のタイトルである「お勉強しといてよ」にはどういった意味が込められているのかというと、やはりこのコロナ自粛期間中の楽曲配信ということもあり、その辺りの世の中の事情とリンクして考察してしまう部分があります。

そういう意味では「お勉強=このつらい現実を耐え抜くこと」というようにも捉えることができますし、あるいは「お勉強=音楽を楽しむ」というようにも捉えることができるかもしれません。

ファンキーな直感で
今日の歌だって 変わってゆくなら
そんな理由で 飛び込んでみたいけど
ただ泣きたくて、謀っといて
集めちゃった感情参考書です。
お勉強しといてよ 解いといてよ

出典:ずっと真夜中でいいのに。『お勉強しといてよ』MV(ZUTOMAYO – STUDY ME)

サビ部分のこちらの歌詞。そして映像をリンクさせてみると今回の楽曲は「現実」と「夢(心の中)」の世界が描かれており、特にここでは「集めちゃった感情参考書=心の中で巡り巡っていく感情」と捉えることもできます。

これは楽曲を作詞作曲しているACAねさん自身を表現した歌詞なのかもしれません。彼女にとっては「心の中で巡り巡っていく感情」そのものが歌であり、そんな「集めちゃった感情参考書」をリスナーや世の人々が聴いて少しでも気持ちが落ち着いたり。

そうして音楽を楽しむことによってこのつらい現実が少しでも和らげば、というような意味合いが込められているようにも捉えることができます。

実際、不要不急の外出ができなくなって、世の中の雰囲気や人々の心模様が薄暗くなっていく中で、ずとまよの音楽に助けられている部分が自分もあります。

でも世の中が元に戻ったらみんなで一緒に笑いあえるように、その日のためにお勉強しといてよ。なんてメッセージ性が込められているようにも感じました。

ちなみに「お勉強しといてよ」の英題は「STUDY ME」となっているのも、「私をよく見ててね」「もっと私のことを知って」というような意味合いが感じられます。そのような意味の取り方も面白そうですね。

理不尽でやるせない、でも、だからこそ。

と、ここまではコロナだったり最近の時事に絡めてポジティブに「お勉強しといてよ」という楽曲や歌詞を考察してみましたが、ちょっとばかり都合の良すぎる捉え方だったかもしれません。

実際、楽曲を通してメロディー自体はポップではありながらどこか虚ろげな雰囲気が漂っていて、歌詞を見ても「質のいい病み感情」など少しネガティブな言葉が目立つ印象もあります。

そういう意味では、現実に対するちょっとした「倦怠感」「やるせなさ」「抗いたい気持ち」なども楽曲のテーマとして含まれているようにも感じます。

今回のミニアルバムのタイトルは「朗らかな皮膚とて不服」でしたが、実は以前ACAねさんのインスタグラムで「皮膚」についてコメントしている投稿がありました。

皮膚
この爆弾みたいな球体に暮らし始めて何十年か経った
眠ってる時 その脈拍をおでこで感じていた
その瞬間は無限にあったかくなれた。

なんだか儚い人生かも..
それが精一杯で 私らはかなり切ない
だから尚更挑戦してやりたくなり、
失敗もしてやりたくなった

口にアクセサリー
シルバーの皮膚
頸にビス
残り香を吸った

もうこのインスタの投稿自体が楽曲の歌詞のようなものですが、「皮膚」というワードが共通していることから、ACAねさんの中では意識していてもいなくても今回の楽曲と何か繋がっている部分があるのかもしれません。

個人的にはミニアルバムのタイトルにある「不服」というのは「理不尽な現実に対する不服」のようにも感じます。夢の中で巡り巡る感情も、眠っている間に「無限にあったかくなれた」その瞬間も、ふとしたタイミングで一瞬で現実に戻されてしまうのはまさに不服で。

もちろん生きているうちはどんな状況でも現実からは逃れられず、向き合わなければなりません。それは理不尽とも言えるし残酷とも言えるし、あるいは「儚い人生」と言えるかもしれません。

「お勉強しといてよ」の歌詞にある「勉強しといてよ 解いといてよ」という言葉はどこか投げやりで他人に任せたいような感情が見え隠れしていますが、それもまた「夢」と「現実」の狭間で振り回されることにうんざりした気持ちを表しているようにも感じます。

ただ、仮にインスタの投稿を「お勉強しといてよ」と結びつけるのであれば、そんな理不尽な現実に立ち向かう姿勢が次の言葉からは感じ取られました。

だから尚更挑戦してやりたくなり、失敗もしてやりたくなった。

儚くて切ない夢や人生、でもリモコンのスイッチを切れば一瞬で襲いかかってくる現実。そんなものに屈してたまるかと、立ち止まらずに尚更挑戦して「成功」でも「失敗」でもしてみようじゃないかと。

そういう意味では「コロナなんかに負けてたまるか」という不服にも応援にも似たACAねさんのメッセージ性も感じられるかもしれませんし、なんだかんだやっぱり音楽というのは聴く人の日常生活に根付いているもの・現実に結び付けられてしまうものなのだなあと改めて思います。

投げやりになってしまいたくなるときもありますが、こうして色々な考えを巡らせて音楽を楽しんだり、こんなときだからこそ失敗も恐れず何事にも挑戦していくのも悪くないなと。「お勉強しといてよ」を聴いてそんな気持ちになりました。

ずとまよファンの「お勉強しといてよ」への考察・感想紹介

「お勉強しといてよ」のMV動画が公開され大きく話題を呼んでいますが、いくつかずとまよファンの方の楽曲への考察・感想ツイートも一部紹介させていただきます。

当記事では歌詞や楽曲のコンセプトの考察は行なっていますが、ファンの方のMV動画のストーリーに関する考察などご参考にしていただければ幸いです。

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以下YouTubeより

今回も相変わらずベースが印象的で、ずとまよっぽい曲なんだけど、どの曲も全く飽きないというかホントにハズレがないよね。 なんかこの前の曲と似てない?と思わせないところがホントにずば抜けてセンスを感じる! 久しぶりの新曲だけど、時間かけたからこその神曲だと思いました!

初めは恋愛の曲かなって思ってたけど違う気がするような気がするような気がする(?)親離れしたい思春期の子供と、過保護な親の歌なのかなって思ったり。

3:46あたりで出てくるふたつの手は両親を表してるのかな、思春期特有の感情を直接言えないから「感情参考書」を通して間接的に知ってほしいのかな、とか妄想がッッ((

ループしてるのとアンダーテール関係してるのかな?もしそうだったら、すげぇ

歌詞にある「勉強しといてよ 解いといてよ」という言葉はどこか投げやりで他人に任せたいような感情が見え隠れてる気がするけど、それもまた「夢」と「現実」の狭間で振り回されることにうんざりした気持ちを表しているようにも感じる、、

にらちゃんはテレビの中に住んでいて、チャンネル?によってチャイナだったりゲームキャラだったりでっかいウニグリくん召喚したり設定が変わるのかな。最後のシーンではリモコンが壊れたおかげで外に出れた(画面が反転してるから)

主人公のニラちゃんはテレビゲームの中に閉じ込められている…?そしてその中から脱出を図ろうとしたがリモコンが壊れたことで永遠に出れなくなった。 テレビゲームの中というのは、何か別のものを比喩したものなのか… うーん考察するの楽しい気で難しいなぁ

3:14 サターンの最初 「私といるより楽しまないで」 にめっちゃ似てる気がする… 他の方もコメ書いてるけど STUDY ME って「私を勉強して」 言い換えると「私をもっと知って」みたいな…? サターンと関係してる説

この曲のベースを弾かせていただいた二家本亮介です!スティングレイで過去最高に弾きたぐってます♪ 1サビ後まさかのベースソロw、2サビ前フィル、3サビの駆け上がりと大暴れしてますので是非お友達やご親戚、ご近所さんもお誘い合わせの上聴いて下さい!!

かなり過去の楽曲のパロディーだったり他作品を匂わせるものも多く、MV動画を見ているだけでもワクワクしてくるような内容でしたね。

この記事のコメントでも考察や感想は受け付けているので、自由に、気軽にコメントしていただければと思います。

まとめ

今回はずとまよの新曲「お勉強しといてよ」の歌詞や楽曲に込められた意味合いについて、考察や解釈を行なってきました。

音楽の楽しみ方や捉え方は人それぞれですし自由であるべきものなので、あくまで一個人の感想として楽しんでもらえたなら嬉しいです。

個人的に「あ、こんな考え方があるのか」「この人の捉え方面白いなあ」と感じることがYouTubeのコメ欄を見ていてとても多いので、もしよかったらこの記事のコメント欄などでも考察・想いを気軽に書いてみてくださいね

ずとまよのファンは感受性が豊かでとても素敵な人が多いので、色々な考察や解釈を聞いて、また「お勉強しといてよ」をはじめずとまよの楽曲を楽しみたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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トワタリ編集部

「towatari(トワタリ)」は20代の編集部が等身大で情報を発信するWEBマガジン。10〜20代のティーン世代を中心に、世の中の若者たちがふと疑問に感じたことを解決するためにコンテンツを配信しています。ごゆっくりお楽しみください!



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