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「カンサイボーヤ」歌詞の意味や作詞作曲&由来を徹底解剖。関西ボーヤ→近畿キッズの変遷も紹介。

2020 6/06
「カンサイボーヤ」歌詞の意味や作詞作曲&由来を徹底解剖。関西ボーヤ→近畿キッズの変遷も紹介。
 

今回は、KinKi Kindsの42枚目のシングル楽曲「KANZAI BOYA(カンサイボーヤ)」に関してご紹介していきます。

「KANZAI BOYA(カンサイボーヤ)」はジャニーズの曲らしからぬファンキーな曲調と、コミカルな歌詞が話題になっていますが、
実はその歌詞には亡きジャニー喜多川さんへの深い愛が込められたエモーショナルな楽曲です。

本記事では、KinKi Kidsが「KANZAI BOYA(カンサイボーヤ)」に込めた思いや、作曲ストーリーなどについて詳しく解説していきます。

目次

KinKi Kidsが「KANZAI BOYA(カンサイボーヤ)」をリリース

「KANZAI BOYA」はKinKi Kidsの42枚目のシングル楽曲です。

当初は5月5日にリリースされる予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の影響で延期されました。

ジャニーズでは珍しいゴリゴリのファンク色が強い楽曲です。

歌詞はKinKi Kids誕生前のユニット名である「KANZAI BOYA(カンサイボーヤ)」故・ジャニー喜多川さんからもらった時のエピソードが盛り込まれています。

元々は2019年末に2年ぶりに復活したドームコンサート「Thanks 2 YOU」で披露された楽曲です。

コミカルな雰囲気本格的なファンク色の楽曲は、「無駄にかっこいい」とファンの間で話題になっていました。

今回のシングル化にはファンの中でも驚きの声が上がっており、「まさかあの曲がCDで聴けるなんて」という喜びのコメントが多く見られます。

リリース日の5月5日はキンキが出会った日

新型コロナウイルスの影響でリリースは延期になってしまいましたが、リリースを予定していた5月5日KinKi Kidsの2人が出会った日として有名ですね。

出会いは1991年5月5日、横浜アリーナで開催されていた「光GENJI」のコンサートでのことでした。

2人ともそれぞれの姉が送った履歴書がきっかけでこのコンサートに呼ばれました。

事務所入りも同時に決めており、同苗ということもあってか揃って活動することが多かったようです。

デビュー前は、光GENJISMAPなどのバックで活動しており、その頃は「堂本ブラザーズ」「W堂本」など様々な呼び名が使われていました。

1992年12月31日の「第43回NHK紅白歌合戦」にてSMAPのバックとして出演したとき、初めて「KANZAI BOYA(カンサイボーヤ)」という名前で発表されています。

この「KANZAI BOYA」という名前をもらった時のことをテレビ番組「MUSIC FAIR」にて次のように語っています。

光GENJIとかSMAPとか、めっちゃかっこいいやないですか。
『KANZAI BOYA』って言われるたびに、『名前変わらへんかなぁ。めっちゃ嫌やわ』ってずっと思ってたんですよ。

MUSIC FAIR 堂本剛さんコメントより抜粋

その後、2人の嫌そうな顔を見かねたジャニー喜多川さんが新しい名前を提案

一度は「お、来た!」と喜んだものの、「KinKi Kids」という名前を聞き愕然としたそうです。

「あんま変わってないな」「結局ダサいな」と思いながらも、現在ではここまで国民に愛されるグループになっています。

KinKi Kids「KANZAI BOYA(カンサイボーヤ)」歌詞の意味

では次に「KANZAI BOYA」の歌詞について見ていきましょう。

歌詞は基本的にジャニー喜多川さん目線で書かれています。

KANZAI BOYA 無敵なname
KANZAI BOYA 素敵なだね

繰り替えし歌われるこのフレーズには「KANZAI BOYA」に対するジャニー喜多川さんの自信が伺えますね。

YOUたちのこの名前をあげるよ
どしたの?ご不満あります?眉間に富士山

この部分からは「KANZAI BOYA」と名付けられたときの2人の嫌そうな表情が想像できます。
眉間に富士山ほどのシワが寄るとは、相当の嫌悪感ですね…

いまじゃもう魂になりました
誰にも名前つけられず暇よ
もう信じらんないよ

惜しまれながら亡くなったジャニー喜多川さんが、誰にも名前をつけられずに天国で暇をしている様子を歌っています。

このセンス ハイセンス そうなんす
はいそうなんよね
僕の愛の um…かたまり

ラララまた閃いた 誰かほら
僕の御告げ聞いちゃいなよ
誰か拾えないの?

数々のグループの命名をしてきたジャニー喜多川さんにとって、グループ名はいわば息子たちへの愛のようなもの。

天国に行った今でもグループ名を思いついては御告げとして伝えようとしているような、そんな気持ちを歌っていますね。

KANZAI BOYA 無敵なname
KANZAI BOYA いまさらね…
KANZAI BOYA 無敵なname
KANZAI BOYA 愛しいね…

最後のフレーズはKinKi Kidsの2人の気持ちが歌われています。

かつては「めっちゃ嫌」と嫌っていた「KANZAI BOYA」という名前も、ジャニー喜多川さんとお別れした今になって、思い出を含めてその全てが愛おしい

このように、「KANZAI BOYA」ジャニー喜多川さんへの愛に溢れた素晴らしい楽曲になっています。

作詞作曲は堂本剛が担当

作詞作曲は全て堂本剛さんが担当しています。

先ほども書いたドームコンサート「Thanks 2 YOU」のコーナー企画の1つとして、堂本剛さんが即席で作曲したとのこと。

曲を書くにあたって、堂本剛さんはジャニーさんを喜ばせたい、という気持ちで書いたと語っています。

一番最初に僕たちを見てつけてくれた「KANZAI BOYA」って名前が急に愛おしくなっちゃって。
ドームで大人数で「KANZAI BOYA」をとにかくめちゃくちゃ言う曲を作れば
天国のジャニーさんもちょっと喜んでくれるかな、という思いで。

MUSIC FAIR 堂本剛さんのコメントより抜粋

また、事務所の仲間たちのことについても語っています。

事務所の先輩も後輩もそうですけど、やっぱり心にぽっかり穴が大きく空いてしまっているのは事実で。
悲しいとき、辛いときこそ、笑いに変換していくことで、
この今の現実とか状況を強く乗り越えていくみたいな。

MUSIC FAIR 堂本剛さんのコメントより抜粋

ジャニー喜多川さんへの愛、そして事務所の仲間への愛が語られ、非常にエモーショナルな楽曲であることがわかりますね。

直後に堂本光一さんが、「こんなに真面目に話すような曲じゃなような気がするんですがね」と茶化すのですが、ここまでがセットで面白いです。

茶化してはいますが、この曲をシングル化して多くの人に聴いてもらおうと提案したのは堂本光一さんです。

楽曲はかなりファンク色が強く、ジャニーズでは珍しいタイプの曲ですよね。
これを堂本剛さんが即席で作ったと言うのですから驚きです。

と言うのも、ご存知の方も多いかと思いますが、堂本剛さんブラックミュージックを好んで聴いていて、特にファンクに対する情熱はジャニーズ随一です。

現在でも「ENDRECHERI(エンドリケリー)」というプロジェクトで活動しており、かなり本格的なファンク楽曲を発表しています。

ENDRECHERI 「SUMMER SONIC 2019」出演時

2017年には「SUMMER SONIC 2017」「イナズマロックフェス2017」への出演が予定されていましたが、こちらは「突発性難聴」の回復が間に合わず断念しています。
その後「SUMMER SONIC 2019」に出演し、約8000人の観客を沸かせています。

大型ロックフェスへの出演が決まるほどの腕前で、音楽好きをもうならせる楽曲の数々は素晴らしいクオリティです。

興味がある方は是非そちらもチェックしてみてください。

KANZAI BOYA(関西ボーヤ)からKinKi Kids(近畿キッズ)への変遷

そんな、今となっては愛おしい「KANZAI BOYA」という前グループ名。

「KANZAI BOYA」として紹介されたのが1992年12月31日で、「KinKi Kids」という名前で正式に発表されたのが1993年4月4日テレビ番組「キスした?SMAP」でのことです。

したがって、「KANZAI BOYA」としての時間は4ヶ月程度で非常に短いものでした。

眉間に富士山ほどのシワができるくらい嫌な顔をし続けた2人の念願が叶った形での改名でしたが、
「KinKi Kids」というほとんど変わっていない名前を聞いて、「俺ら終わったな」と語ったそうです。

しかし「KANZAI BOYA」時代の約4ヶ月、そして「KinKi Kids」として心機一転、精力的に活動する中、1997年7月「硝子の少年」CDデビューを果たします。

「硝子の少年」はリリースから3週連続1位を記録し、「KinKi Kids」は一気に国民的スターへの道を駆け抜けていくことになります。

楽曲「KANZAI BOYA」のMVの最後は、「硝子の少年」に登場する電話ボックスを見つめる2人で幕を閉じます。

あれから23年、「僕たちの伝説はこの『KANZAI BOYA』から始まったんだね」とジャニー喜多川さんに語りかけているような、そんな風に感じられるラストシーンですね。

KinKi Kids「KANZAI BOYA(カンサイボーヤ)」まとめ

今回はKinKi Kidsの新曲「KANZAI BOYA」についてご紹介してきました。

誰でも口ずさめるような、頭から離れないキャッチーな楽曲の背景には、故・ジャニー喜多川さんへの深い愛が込められています。

発売は延期になってしまいましたが、是非手に取って、2人の愛情に触れていただければと思います。

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記事の感想はこちらから

コメント一覧 (3件)

  • こんにちは。堂本剛さんがジャニーさんへの愛を込めて作った「KANZAI BOYA」についての記事、うれしく拝見しました。剛さんのソロ活動についての記述もありましたが、大事な部分が抜けていたので追加していただけたらと思います。

    ENDRECHERI (堂本剛)は2017年に出演を断念した翌年、2018年にサマソニ(東京と大阪、どちらもMOUNTAIN STAGE、2万人規模だったと思います)、そしてイナズマ、両フェスに出演しています。ものすごい反響でネット記事も多く出回ったので、いくつかリンクを↓

    ◆堂本剛「ENDRECHERI」、サマソニでのファンク感がヤバくてライヴが最高にクールだと話題に https://block.fm/news/endrecheri_summersonic
    ◆なぜENDRECHERIのライブは衝撃的なのか――「楽しさ」と「神聖さ」が共存する堂本剛のアクトについて-rockinon.com| https://rockinon.com/news/detail/179894
    ◆5ページ目です→【SUMMER SONIC 2018】&【Billboard JAPAN Stage】ライブ&フォト・レポート | Special | Billboard JAPAN http://www.billboard-japan.com/special/detail/2433

    “ファンクに対する情熱はジャニーズ随一”とありますが、“ジャニーズ”どころではないんです。ライブ以外にもNHK-FM「JB&ファンク三昧」に出演したりしていて、日本中のディープなファンク/ソウルファンにもそのファンク熱、“ファンク馬鹿一代”っぷりが認識されています。音楽評論家の方々からは、ENDRECHERIは「日本で最も観客動員力のあるファンクグループ」「日本で一番売れるファンクCDを出すファンク・バンド」との評価を受けていますので、そのあたりも知っていただけると嬉しいです。つい先日、とってもFUNKなNEW MOVIEも公開されましたのでよかったら→ https://tsuyoshi.in/movie

    長々すみません。剛さんはよくラジオ等で、若い方々に自分の音楽が届いていることをとてもうれしそうに話しています。ですから編集部は20代というこちらのサイトの記事、ファンの私も嬉しく思います。「KANZAI BOYA」そしてENDRECHERIのニューアルバム、どちらも発売日がまだ決まらない状態ですが、楽しみに待ちたいと思います。

  • 色々思い出して涙が出ました。
    ジャニーさんも2人なら大丈夫と思いながらも2人の身体の事は心配していただろうなと。
    光一くんには早く階段落ちをやめなさいと言っていたみたいですし、剛は突発性難聴で未だに苦しんでいます。
    ジャニーさんには本気で話せる2人だからこそたくさんの愛をそれぞれに感じていたんだなぁとジャニーさんが亡くなってから改めて知りました。

    コンサート中は何回も上を向いて歌うので観ているこちら側は愛の大きさと切なさで泣けてきたのですがKANZAI BOYAを聴いたら不思議と笑顔に変わっていて、ジャニーさんへの愛と私達ファンへの愛も感じました。

    KANZAI BOYAが発売される未来を信じて自粛に努めたいと思います。

    • コメントいただきありがとうございます!
      今回記事を配信したくさんのファンの方々からコメントをいただきましたが、KANZAI BOYAを耳にしてジャニーさんやKinKi Kidsのお2人の愛を、そして記事を通じて多くのファンの方々の愛を感じました。

      残念ながら発売延期ということもありましたが、こういうご時世だからこそそういった温かい感情に触れる機会をいただき、KinKi Kidsやジャニーさん、そしてファンの皆さんには編集部としてとても感謝しています。
      改めまして素敵なコメントをありがとうございます。こうして言葉にしていただくことで伝わってくるものがありますし、他のファンの方々の想いにもぜひ触れてみたいと思うきっかけになりました。

      自粛期間もなかなか心が落ち着かないものがありますが、今回KANZAI BOYAが私たちを笑顔にしてくれたことのように、明るく前向きな気持ちで乗り切っていきましょう。
      引き続き当サイトにつきましてもよろしくお願いいたします、また記事を読みに気軽に遊びにきてくださいね。

      towatari編集部

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トワタリ編集部

「towatari(トワタリ)」は20代の編集部が等身大で情報を発信するWEBマガジン。10〜20代のティーン世代を中心に、世の中の若者たちがふと疑問に感じたことを解決するためにコンテンツを配信しています。ごゆっくりお楽しみください!



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